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左馬 ひだりうま
- 2011/06/09(Thu) -
左馬 ひだりうま、縁起ものですね。
古い家に行くと、居間の棚の上に、
大きな将棋の形をした、
飾ってありますよね。左馬
隣りに、アイヌの木彫り、鮭を咥えた熊なんぞ、あったりして。

うまを、逆に読むと、まう → 舞う、縁起が良いので、
招福の駒として、飾られているらしいです。

ところで、前置きが長くなりましたが、
昨日、将棋の名人戦が、山形・天童市で行われました。

名人・羽生善治が、3連敗のあと、
挑戦者の、森内俊之九段を破って、3連勝し、タイに持ち込みました。

羽生善治、森内俊之、佐藤康光、この三人が新世代と云われた
将棋界の、革命児たちの、代表者です。
そして、もう一人、いたのです。

竹山 聖 サトシ 。
彼を加えた4人が、若き四天王と、呼ばれていました。
が、残念なことに、聖は、
平成10年に、29歳の若さで、亡くなっています。
聖の青春
大崎善生・著 「 聖の青春 」 講談社文庫

難病に侵された少年が、プロの将棋指しを目指し、
師匠と巡り合い、そして死んでいった人生が
一手一手の棋譜のように、書かれてます。
さあ、読んでごらんなさい。
普通の人は、その師弟愛に、感極まります。

実際の対戦場面が、残っていますが、風貌が、とても奇異です。
http://www.youtube.com/watch?v=ewJ9vMGKFUY&feature=player_detailpage

羽生世代達の、将棋は、
将棋の事が、わからなくとも、オモシロイ。
戦うクールな姿や、コンピューターのような機転。
強くなりたいという、少年のような欲求。
どれをとっても、一流のスポーツを、観ているようです。

実際の対局では、盤面に鼻がつくくらいに、顔を近づけたり、
落ち着きなく、歩きまわったり、
長考しながら、センスを、何十回と折りたたんだり。
中には、讃美歌を歌いだした、御仁もいたとか。
非常に、人間臭いのです。

次回の名人戦。( やはり名人戦が、将棋対戦の、最高峰です。)
決戦の第七局は、21日、22日に、甲府でおこなわれます。
おそらく、後世に残る名勝負に、なることは、
今ここで、断言します。間違いありません。
封じ手は「 ▲六四歩 」。

理由は・・・!?。

❤今日の音楽
将棋 → チェス、チェス → 何でチェス? → まあ、チェス
→ マンチェス → マンチェスター → で、
マンチェスター&リバプール
『 マンチェスター&リバプール 』 ピンキー&フェラス
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=YQDl6FXuqKk

ザ・ピーナッツも歌ってました。
ピンキーとキラーズの、名前のおおもと。

英国の労働者都市を、のどかに唄ってます。

なにげなく、想いだされる曲ですが、
誰だっけ、唄っているのは・・・?、で、長考します。

「 ▲六四歩 」です。
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