よいよいよいのォ、ヨイヨイヨイッ。
|
- 2014/09/30(Tue) -
|
高校2年生の時、
島崎藤村の、「 破戒 」を読んで、 ものすごい衝撃を、受けました。 ( その頃は、純情でした。) そして、 彼の小説の代表作、「 夜明け前 」を、 読もうと思ったのですが、 その冒頭が、 ‘ 木曽路は、山の中である。’ で、 始まっている。 これじゃあ、 木曽路に行って、 読むしかあるまいと、思い、 高校2年生、一人で、出掛けました。 奈良井宿からは、 極力、徒歩でした。 南に向かい、 峠を越える時に、 女子大生のグループと、 一緒になりました。 彼女たちは、次の日、 上松のトロッコ列車に乗るという。 ・・・。 一晩考えて、 その計画に、便乗しました。 朝7時に、乗り場へ行くと、 20~30人の行列。 彼女らは、最前列に並んでいました。 最後尾に並ぶと、 時間になって、乗務員が来て、 「 並んでるのが、反対だあ!」 結局、 ワッチが、先頭です。 アレレッ、と思いながらも、 乗務員に促されて、 トロッコ列車に。 4~5時間の、道すがら、 数々の絶景に、 驚嘆の声を上げながら、 ( 平凡な、表現です。) 御嶽山の山麓の美しさを、 堪能しました。 到着したのは、 人気のない、湖。 何の、お店もありません。 帰路の、 午後4時過ぎまで、 ナニも食べれなかったのは、 朝の順番の列の、報いだったのでしょう。 彼女らは、昼食に、 おいしそうにオニギリを、食べてました。 ワッチは、 物言わぬ湖に、小石を投げてました。 ♪ 木曾の、なぁ~~あ、なかのりさん、 木曾の、おんたけさんはぁ、ナンじゃらほい、 夏でも、寒いィ、ヨイヨイヨイッと、 よいよいよいのォ~、ヨイヨイヨイっい!♪ 帰りの、トロッコ列車では、 小さな声で、 渓谷に向かって、 歌っておりました。 御嶽山の噴火。 おそらく、 今の日本に、 今の、政府に、自民党のアホに、 ( ホは、ベに替えられます。) ‘ 喝 ’を入れたのでしょう。 犠牲者の、無念の気持ちを考えると、 言葉が、見つかりません。 合掌。 ❤今日の音楽 御嶽山 三橋美智也 『 木曾節 』 http://www.youtube.com/watch?v=IF-C3wE31Qg 正調、木曾節。 民謡の神様、三橋美智也さんです。 本当は、 ♪ 両手をォ~、まァ・わァ・シテぇ~~♪ が、大好きなんですが、 この度は、 この曲を。 高校生にとって、 一人旅の原点になった、木曽路。 初めての人々との、スバラシイ出会いの 連続でした。 今回の噴火、 オンタケさんには、罪はアリマセン。 スポンサーサイト
|
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://polepolesyokudou.blog136.fc2.com/tb.php/852-43107981 |
| メイン |
|